• 矢野あここ

PMS(月経前症候群)とどう付き合う?主な症状や対策法を解説


目次

  1. そもそもPMSって何? ①PMS=生理前に起こる心身の不調のこと ②PMSのメカニズムとは?

  2. 生理前のイライラや頭痛も……PMSの症状をチェック! ①身体的な症状 ②精神的な症状 ③ライフステージによって症状が変化することも

  3. 知っておきたいPMSの対処法5つ ①PMSの症状を理解する ②バランスの摂れた食事を心がける ③軽い運動を取り入れる ④リラックスする時間を作る ⑤薬を服用する

  4. セルフケアを見直して、PMSと上手に付き合おう




生理前になるとイライラしたり、気分が落ち込んだりすることはありませんか?これらは「PMS(月経前症候群)」の症状であり、世の中の女性もの9割が、PMSに悩んでいるといわれています。今回はPMSの主な症状から、上手に付き合っていくための対策法までご紹介します。




1. そもそもPMSって何?


「PMS」という言葉は知っていても、具体的に何を指す言葉なのかわからない…という人もいるはず。まずは「PMS」の基本からチェックしましょう。



PMS=生理前に起こる心身の不調のこと

PMS(月経前症候群)とは、Premenstual Syndromeの略称であり、生理が始まる3~10日ぐらい前から起こる心や身体の不調のことをいいます。20~40代の女性に多く見られる症状で、生理周期や卵巣機能が正常な人でも起こります。


PMSのメカニズムとは?

PMSが起きる原因ははっきりとわかっていませんが、排卵後に増加する女性ホルモンである「エストロゲン」と「プロゲステロン」が大きく影響しているのではないかと考えられています。特に「プロゲステロン」は妊娠をサポートする役割を持つホルモンなので、妊娠に適した身体を作ろうと作用し、身体のむくみや食欲増加、便秘を促しやすいです。また、心の変化は、女性ホルモンが脳内の神経伝達を担う「セロトニン」の調節にも影響を及ぼすためといわれています。こういった女性ホルモンの増加による変化に心身が追い付いていないと、不調をきたす原因に繋がるのでしょう。




2. 生理前のイライラや頭痛も……PMSの症状をチェック! 


PMSの症状は、主に身体面の不調と精神面の不調の2つに分けられます。

それぞれの主な症状をチェックしてみましょう。



身体面の症状

胸が張る、全身のむくみ、体重が増加しやすいといった症状は、PMSの代表的な症状であり、若い女性にも多く見られます。また、ニキビや吹き出物といった肌トラブルや、頭痛や腰痛などの身体の痛み、疲れやだるさを感じやすいといった症状も多いでしょう。


精神面の症状

生理前は精神的に不安定な状態に陥りやすく、普段なら気にならないようなことにイライラしたり、急に泣きなくなったりなど、情緒不安定な行動を取りがちです。また、いつもより張り詰めた状態になることも多く、何かと落ち着かない、すぐに周囲の人に八つ当たりしてしまう…といった症状が見られることも。PMSの症状があるときの対人関係には注意が必要です。


ライフステージによって症状が変化することも

PMSに悩みを持つ女性の中でも、特に30代は仕事やライフスタイルの変化により忙しい時期であり、日々蓄積されていくストレスによってPMSの症状が重くなってしまうことも多いです。また、女性は妊娠や出産を機に、女性ホルモンの影響を受けて、心身に変化が起きやすく、出産経験のない女性は身体面の症状が、出産経験のある女性の方が精神的な症状が見られやすいとも考えられています。




3. 知っておきたいPMSの対処法5つ


PMSの症状を少しでも和らげたい…という人は、日ごろのケアを見直してみるのもひとつの手。PMSの対処法を5つご紹介します。



自分の症状を理解する

原因がわからないイライラや不安、身体的な変化は、やがてストレスになってしまいます。まずは自分にはどのようなPMSの症状があり、どのくらいの周期で訪れるのかをチェックし、自分のPMSのパターンを把握することが大切です。PMSの症状があったらスケジュール帳や日記に書き込むのがおすすめ。「これはPMSの症状だからしょうがない」と割り切って行動できるようになれば、次第に心のゆとりも生まれるでしょう。


栄養バランスの摂れた食事を心がける

栄養バランスに欠けた食事ばかり摂っていると、むくみや体重の増加を助長してしまうことに。PMSの症状が見えたら、むくみの原因となる塩分やホルモンを刺激するカフェイン、血糖値を急上昇させるものは控えめにしましょう。イライラや緊張感を抑えるビタミンB6やカルシウム、マグネシウムの他、利尿作用のあるビタミンEや、女性ホルモンに似た作用を持つイソフラボンなどを多く摂取するのがおすすめです。


軽い運動を取り入れる

運動不足により身体が凝り固まってしまうと、血行が悪くなり、むくみや体重増加の原因となります。PMSの症状を和らげるには有酸素運動が効果的といわれていますが、運動に慣れていない人はストレッチやヨガなど、軽い運動でも構いません。運動は代謝を促すとともに、ストレスの解消や気分転換としての効果もあります。無理をしない程度で良いので、ぜひ運動を取り入れてみましょう。


リラックスする時間を作る

ハードワークにより心身の緊張状態が続くと、よりストレスやプレッシャーを感じやすく、

PMSの症状が重くなる原因となります。PMSの症状があるうちは、自分を追い込みすぎないことが一番。お気に入りのアロマを焚いてのんびり過ごしたり、音楽や映画に没頭したりして、リラックスをする時間を作るように心がけましょう。無理に頑張るのではなく、ストレスを和らげることに注力して。


薬を服用する

自力ではなかなか抑えられないPMSの症状がある場合は、薬を服用するのも良いでしょう。

婦人科で処方される低用量ピルや漢方薬を服用することが多いですが、精神的症状が重い場合は、心療内科や精神科を受診し、抗うつ薬を処方してもらう方がケースもあります。症状によって服用する薬が異なることもあるので、PMSの症状が気になる場合は、なるべく病院を受診するようにしましょう。




4. セルフケアを見直して、PMSと上手に付き合おう


PMSはライフステージによる変化だけでなく、日ごろのライフワークやそれぞれの性格によっても症状が悪化してしまうこともあります。個人差があるPMSだからこそ、自分の症状に合わせて、セルフケアを行っていくことが大切です。PMSをただ我慢するのではなく、自分の身体を労わりながら上手に付き合っていきましょう。

8回の閲覧0件のコメント

BONHEUR,Inc.

セクシャルウェルネスに関連する自社ブランドの企画販売を行なっています。

© 2021 by Bonheur, Inc., All Rights Reserved.

  • Black Facebook Icon
  • Black Twitter Icon
  • Black Instagram Icon